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2010年3月13日 (土)

最終定理  アーサー・C・クラーク

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SF界の巨匠、アーサー・C・クラーク(幼年期の終わり、2001年宇宙の旅が有名です)の遺作です。題名にあるように「フェルマーの最終定理」の話も出てきますが、主題はここにはなく、地球、人類、国家のあり方、地球外生命体の存在、彼らとの関わり方、進化の理想型とは、といったテーマが展開します。一気に読み進むようなものではなく、もう少し面白くできるのではとも重いますが、遺作として必読の1冊です。

2010年2月21日 (日)

日本辺境論   内田 樹

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「日本人とはどんなものか」について考えさせられました。著者の書いていることがすべて正しいとは思いませんが、うなずけることも多く、日本人のメンタリティの少しは理解できたように思えます。主体性のないところがメリット、学びに対する姿勢などいろんな考え、面白いです。

2010年2月20日 (土)

まんが現代史 アメリカが戦争をやめない理由 山井 教雄

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現代史と書いてあるが、第二次世界大戦後のアメリカの軍事行動を列記したものです。反米的な視点から描かれているためか、アメリカ以外の記述がなく、これだけを読むと偏ってしまいます。それをわかったうえで読むのであれば、歴史の復習になり、良いかと。まあ、いろんな観点があるということだと思います。

2010年2月15日 (月)

ミレニアム3  スティーグ・ラーソン

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ミレニアム3部作の3作目です。2作目の直後からスタートします。これまでの2作と違い、アクション場面は少なく、ポリティクス、裁判が主です。しかし、十分な背景、これまでの2作で描かれた主人公たち、脇役たちのキャラクターが生き生きと展開し、最後まで面白く、難しく、考えさせられながら読むことができます。

著者はもうこの世におらず、4作目が読めないのがとても残念です。妹の存在など、まだまだ物語は展開していきそうで、消化不良で終わらざるをえないのが残念です。。。

ストックホルム行ってみたいなあ。。。

2010年2月 7日 (日)

ミレニアム2   スティーグ・ラーソン

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ミレニアム3部作の中盤をつなぐ作品です。

人身売買をテーマに、リスベットとミカエルが謎に迫ります。リスベットの過去と謎が絡み合い、謎が明らかになるところで3作目へと続きます。中途半端な終わり方ですが、3部作の2作目とはこんなものでしょう。(帝国の逆襲のような感じかな)

しかし、この本に書かれているようなことが事実なら、こわいです。。。

2010年2月 1日 (月)

犬の力   ドン・ウィンズロウ

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このミス、海外部門で堂々の一位、読み応えのある作品です。

中南米、北米を舞台に、DEA捜査官、麻薬カルテルの首領、その周辺のいろんな人たちが30年にわたり、自らの正義のために繰り広げる麻薬のための戦争が描かれています。本書で書かれているようなことが、今でも世界のどこかで展開しているのかもしれません。テーマも重く、たくさんの人たちが殺され、読後感もスッキリとはいきませんが、海外のミステリーの力を感じる1作です。

2010年1月31日 (日)

Another   綾辻 行人

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久々の綾辻行人の長編です。

本作は本格的なミステリーではなく、ホラーに謎解きをかけあわせた作品です。内容は完全なホラー小説ですが、もう一人の存在の謎を叙述トリックで巧みに隠し、最後のサプライズまで一気に進みます。このミスの順位は第3位、ホラーでありながら、立派です。しかし、デビュー作である「十角館の殺人」の驚きにはかなわないかと。

次はきちんとした本格ミステリーを期待します。

2010年1月23日 (土)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女  スティーグ・ラーソン

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このミスは、残念ながら第2位でしたが、面白いです。

スウェーデンのミステリー、当然、登場人物もスウェーデンの人たちなので、名前が覚えにくいです。また、三部作の一作目ということもあってか、上巻は展開がゆっくりとして今ひとつです。

しかし、下巻に入ってからは大きく物語が展開し、あっという間に読了してしまいました。過去と現在がからみあい、スウェーデンが抱えると思われる問題も扱い、さらにきちんとしたミステリーとしても密室、暗号などなど多くの謎解きが盛り込まれています。

2作目、3作目だけでなく、映画も楽しみです。

2009年12月30日 (水)

ソウルケイジ   誉田 哲也

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誉田哲也による姫川シリーズ第2弾。

ひとつの殺人事件から浮かび上がる過去の事件、そこにある人の哀しみが描かれています。ストロベリーナイトよりも地味な設定ですが、まわりのキャラクターの描き方がよく、面白く読めました。

2009年11月28日 (土)

弁護側の証人   小泉 喜美子

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1963年に出版されたミステリーの復刻版です。

叙述系のトリックと知って読んだのですが、見事にだまされました。思い込みとは怖いものです。殺人自体にトリックがあるわけではないですが、これもトリックの一つ、おすすめのミステリーです。